皆様こんにちはタイプレイス株式会社のスタッフです。

さて、皆様は名古屋にある寺院「日泰寺:にったいじ」をご存じでしょうか?

実はこの寺院はいずれの宗派にも属していない単立寺院であって、その運営に当っては現在19宗派の管長が輪番制により3年交代で住職をつとめている、日本でも唯一の全佛教寺院として特異な存在なのです。

では何故?・・・実は、このお寺様にはなんと「お釈迦様のご遺骨」を安置している日本で唯一の寺院なのです。

1898年1月、ネパールの南境に近い英領インドのピプラーワーというところで、そのご遺骨が発見され、タイ王国へ寄贈。

そして明治33年6月に仏教会のトップの面々で構成された使節団がタイのチュラロンコン国王より親しく御真骨を拝受しました。

候補地をめぐって意見が分れましたが、名古屋に新寺院を建立するとの結論を得て、 10万坪の敷地を用意し、明治37年、釈尊を表す”覚王”を山号とし、日タイの友好を象徴する日泰寺の寺号をもった現在の覚王山日泰寺が誕生したわけであります。凄いですよね。

ご興味のある方は是非お参りにどうぞ。(今回はとても固いお話になりました)